梅田 癒しのツボ

大阪では梅雨がまだ明けず、変に湿っぽい日が続いています。
そんな最中の今日は参議院選挙の日。

しかしあえて今日は選挙に行かず、本日もまた新規のお店開拓へと。

今回は梅田の「癒しのツボ」。
名前は何度か聞いていましたが、どんなものなのか謎だったので、確かめるべく突撃です。

場所はホームページを見ていただければわかりますが、泉の広場をあがってすぐ。
吉野家がありますがそこの向かって右横の細い入り口からビルへ入ります。

このビルは取り立ててこういった傾向のお店がはいっている訳ではなく、このお店以外は普通の職種の店ばかり。その為エレベーターその他階段でも普通のお客さんとばんばん鉢合わせします。

まあそんな事は気にせず、こっちも普通のお店へ行くような顔をして目的地へ向かいます。

お店はこのビルの5階にあります。
ちなみに同じ階には占いの館、美容室?ウイッグショップ?のような店舗がはいっています。
そこの従業員さんも時々廊下へ出てくるので、すれ違う時などちょっとドキドキ。
通常のお店と壁をへだてたこちらの空間では色々な事が行われているなんてことを考えると、まさに異空間。

そんなことはどうでもいいのでさっそく受付へ向かいます。
メニューは色々とあるようですが、ホームページにもある90分の一番おすすめコースをやたらとすすめられます。
で、押しに負けて結局そのコースを選択。
ホームページからクーポンを持っていっていたので千円オフの9000円。

店内はカーテンで区切られた個室がいくつかあります。
その一番奥の部屋へとご案内。
だいたいホームページの写真通り。
狭い部屋の真ん中にベッドがポツンとあります。

部屋の中で服を全部脱ぎ、ベッドの上に用意されていた中華系恒例の紙パンツへと着替え。ちなみにここはTバックではなく、紙製ですが前も横も普通のパンツで、横だけ紐状になっています。

着替え終われば俯せになって小姐を待ちます。
このコースがそうなのか、このお店全般がそうなのかわかりませんが施術前のシャワーや洗体はありません。
外の気温がかなりムシムシしており、相当汗もかいているのでこの部分は残念。

できれば一度シャワーでも浴びてすっきりとしてから施術をうけたいものです。
ただクーラーがガンガンに効いているので汗は自然とひいていきますけど。

そんな事を考えつつ、しばらくすると小姐登場。
マッサージの開始です。

背中にオイルをまぶされていきます。
まずは俯せになっているこちらの頭側に立ち、背骨に沿って滑らせるように指圧。
肩口からお尻の上まで、何度も何度もグーーっと圧力を掛けつつ指を這わせてきます。

時折背骨から体の外側へむけて散らすような動きも混ぜながら、この背骨伝いのマッサージは続きます。
わりと長時間。
でもこれはものすごく気持ちが良いです。
特に肩から上半身にかけて凝っている自分にとっては。

それが終われば次は下半身です。
俯せになった状態でお尻の紙パンツを下ろされ、半ケツの状態に。

でもよく考えればTバックの紙パンツを使っていれば、ワザワザ半ケツにする必要はないんじゃないかという気もします。
まあ、あえて半ケツにされていじくられるシチュエーションの気持ちよさというのもあるので、これはこれで問題ありません。

そこから足の裏側へと降りていき、終了です。
ここで小姐交代。
このお店は通常の中華系の通り、90分コースの場合30分毎に施術者が入れ替わっていきます。

うつぶせのまま、待つことしばらく。
新しい小姐登場。

なかなかの愛想のいい美人です。
ちなみに一人目の小姐さんについては、ほとんど俯せ状態のままで顔を見ることがなかったので実はあまり記憶にありません。

2人目からも引き続き俯せのままでマッサージ。
人が変わってみたものの、なんだか最初とあまりやってることに違いがないような・・・

多少マッサージの種類がちがうのかな?という感じ。
でもどの小姐さんでもマッサージの腕はしっかりしているので問題ありません。
心地よい状態で半分寝そうになりながら施術してもらいます。

そうこうしていうるうちにマッサージは終了。
再び小姐が入れ替ります。

正直言えば、2人目の人に最後までやって欲しかったのですが、システム上ここでの交代は仕方ありません。
3人目に期待です。

そんな気分の中、3人目の小姐登場。
正直・・・失敗です。

スタイルもそんなによくなく、顔もしかり、タバコ臭くコーヒー臭く、興奮できる要素が全く無し。
しかしこうなった以上仕方ありません。
なんとか自身の興奮状態を作り上げるべく、チャレンジです。

「アオムケネ。」の声とともに体を反転。
上向きになった状態でまずは腹部マッサージ。
中華系のマッサージの場合、この腹部マッサージというのがちょいちょいありますが、これはなんの意味があるのでしょうか?

肩や腰に比べて特別気持ちいいということはなく、なんだかずーとお腹を撫でられているだけ。
毎度このマッサージだけは疑問です。
タイ式や韓国式ではそもそも存在しない施術ですし。

それはさておき。
この腹部マッサージを受けていると、だんだん施術ヶ所が下に降りてきてやがて股間へと・・というのが通常です。

が、この店のやり方なのかこの小姐のテクニックなのか、なかなかお腹から手がさがってきません。
体感時間20分ほどでしょうか?ずっと腹部のマッサージのみです。
時折乳首に手を伸ばすとかならまだ焦らしだなと思うのですが、お腹をオイルつけて延々さすっているだけなので、正直ただ退屈。

ここで、もしかしてこのお店抜きなしなのか?という疑問。
しかしようやく残り時間少しとなったところで、手が股間へと。
でもまあただの手コキです。

ちょっとぐらいお触り大丈夫かな?と思い手を伸ばすとあえなく拒否。
そうなれば小姐のビジュアルが最後の救いとなるのですが、先程述べた通り、そこははじめからアウト。

結果、目をつむり頭の中で必死に妄想をふくらませることにより、なんとかフィニッシュ。

後は服を着て帰るだけです。
ちなみにマッサージ終了後のシャワーも洗体もありません。
体にオイルが残った状態で、当然下半身も若干ヌルヌル。
タオルがあるのでそれで拭きはしますが、なんかもう全身べたついた感が残りまくり。

すごく後味の悪いままビルを出て帰路へと。

どうなんでしょうか、このお店。

でも割と他のお客さんもよくはいっているようでしたし、純粋なマッサージ目的なら悪くはないかもしれません。

しかし、総合で考えて自分はここにはもう二度と来ることはないでしょう。

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